軸受大手の独Schaeffler(ヘアツォーゲンアウラハ)は22日、ヴッパータール工場の人員削減計画について従業員代表と合意したと発表した。需要減と価格の下落を受けて同工場の従業員数を現在の1,500人から1,000人へと引き下げる。
\ヴッパータール工場では印刷機械や製紙機械向けの大型軸受を生産。同工場は大型軸受市場の低迷を受けて稼働率が低く、生産コストも高いため、人員整理に踏み切る。
\同社はシュヴァインフルトの車輪軸受工場でも生産移管に伴い400人削減することで、従業員代表と先ごろ合意した。価格競争の圧力が高まり、利益の確保が困難になったためで、同工場での車輪軸受生産は2016年末で停止する。
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