半導体と光メディア、太陽電池の製造装置メーカーである独Singulus(カール・アム・マイン)が10月31日発表した2013年1-9月期暫定決算の営業損益(EBIT、特別費計上前)は140万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,090万ユーロ)から大幅に改善した。同社はこれを受けて、13年12月通期のEBITで2年ぶりに黒字を計上するとの見方を示した。同社は08年以降、11年を除いて赤字を計上している。
\1-9月期の売上高は9,310万ユーロで、前年同期の8,350万ユーロから11.5%増加した。ブルーレイ製造装置事業が特に好調で、太陽電池製造装置事業にも薄日が差してきたという。
\13年通期の最終損益は小額ながら赤字を計上する見通し。
\