ドイツ連邦統計局が12日発表した2013年10月の卸売物価指数(2005年=100)は120.8となり、前年同月を2.7%下回った。下げ幅は2009年11月以降で最高。石炭・石油製品の価格が9.1%低下したことが最大の押し下げ要因で、このほか、穀物・葉たばこ・種苗・飼料(低下率19.7%)、コーヒー・茶・カカオ・香辛料(同15.1%)、鉱石・金属(4.7%)も大きく下がった。上げ幅が大きかったのは果物・野菜・じゃがいもと牛乳・乳製品・卵・食用油脂で、それぞれ8.0%、8.4%上昇した。
\卸売物価は前月比では1.0%減となり、2カ月ぶりに低下した。同物価指数は2月の123.7をピークに下落傾向が続いており、3月以降で前月を上回ったのは9月だけだった。
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