ドイツ連邦統計局が13日発表した2013年11月の卸売物価指数(2005年=100)は120.5となり、前年同月比で2.2%減少した。前年同月を下回るのは4カ月連続。物価に占める比重の大きい石炭・石油製品が7.1%低下し、全体が強く押し下げられた格好だ。穀物・葉たばこ・種苗・飼料(18.7%減)とコヒー・茶・カカオ・香辛料(15.6%減)は2ケタ減となった。鉱石・金属(半製品を含む)は3.6%減。牛乳・乳製品・卵・食用油脂と青果・ジャガイモはそれぞれ7.6%、6.4%上昇した。
\卸売物価は前月比では0.2%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。同物価指数は2月の123.7をピークに下落傾向が続いており、3月以降で前月を上回ったのは9月だけだった。
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