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2013/12/18

企業情報

ZF Friedrichshafen AG―樹脂・ゴム部品事業を中国TMTに売却―

この記事の要約

自動車部品大手の独ZF Friedrichshafen(フリードリヒスハーフェン)は11日、中国企業・株洲時代新材料科技(TMT)にゴム・樹脂部品事業を売却することで合意したと発表した。取引金額は非公開。売却手続きはTM […]

自動車部品大手の独ZF Friedrichshafen(フリードリヒスハーフェン)は11日、中国企業・株洲時代新材料科技(TMT)にゴム・樹脂部品事業を売却することで合意したと発表した。取引金額は非公開。売却手続きはTMTの株主および中国と欧州の独禁当局の承認を経て来年上半期に終了する見通しという。

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取引対象となった事業では樹脂・ゴムと金属からなる複合材料部品を製造している。生産拠点は独北部のダメ、西部のボン、ジンメルンの3カ所で、欧州のほか、南北アメリカ、アジア、オーストラリアに事業拠点を持つ。従業員数は計3,300人、年商は約7億ユーロ。ZFは競合の合併により当該部品の市場競争が厳しくなっているため、同事業を売却する。

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TMTはNVH(騒音・振動・ハーシュネス)を軽減するための部品を自動車、鉄道車両、風力発電設備、建設産業向けに製造している。買収によりNVH部品事業を強化するほか、自動車向け部品事業のグローバル化を推し進める意向だ。

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ZFは今回売却する事業と今後も密接に協業していく方針。特にエレクトロニクス、産業向け製品、トラック向け製品、車軸分野を念頭に置いている。

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