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2014/3/12

総合 - ドイツ経済ニュース

卸売物価7カ月連続低下、1月は前年同月比-1.7%に

この記事の要約

ドイツ連邦統計局が7日発表した2014年1月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.7%減となり、7カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が4.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉た […]

ドイツ連邦統計局が7日発表した2014年1月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.7%減となり、7カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が4.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉たばこ・種苗・飼料(16.3%減)、鉱石・金属(6.5%減)も下げ幅が大きかった。青果・じゃがいもと牛乳・乳製品・卵・食用油脂はそれぞれ7.3%上昇した。

卸売物価は前月比では0.1%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。石炭・石油が1.4%下落、穀物・葉たばこ・種苗・飼料も1.2%低下した。コーヒー・茶・カカオ・香辛料は1.4%の上昇で、青果・じゃがいもも1.1%上がった。

統計局は今回の統計から、基準年を従来の2005年から2010年に変更した。これに伴い過去の数値をすべて修正した。