ドイツ連邦統計局が18日発表した2014年2月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.8%減となり、8カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が6.4%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉たばこ・種苗・飼料(14.5%減)、鉱石・金属(6.6%減)も下げ幅が大きかった。牛乳・乳製品・卵・食用油脂と青果・じゃがいもはそれぞれ6.4%、5.9%上昇した。
卸売物価は前月比でも0.1%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。石炭・石油が0.6%下落。穀物・葉たばこ・種苗・飼料と鉱石・金属も各0.4%、0.3%低下した。コーヒー・茶・カカオ・香辛料は1.5%上昇し、食肉・肉製品も0.5%上がった。