ドイツ連邦雇用庁(BA)が4月30日発表した同月の失業者数は前月を11万1,000人下回る294万3,000人となり、2カ月連続で減少した。春の到来に伴い屋外労働需要などが拡大したほか、景気が良好なことが反映された格好で、季節要因を加味した実質でも2万5,000人減少した。失業率は0.3ポイント減の6.8%。失業者数を前年同月比で比較すると、減少幅は7万7,000人に上った。
求人指数BA-Xは156となり、前月から1ポイント上昇した。専門人材は特に流通、メカトロニクス、エネルギー、電機、金属加工、機械、自動車、ヘルスケア、交通、物流、旅行、飲食業界で不足している。