海運大手の独Hapag Lloyd(ハンブルク)が13日発表した2014年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は1億1,900万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の9,400万ユーロから膨らんだ。貨物輸送料金の低下とチリ同業CSAVとのコンテナ事業統合に伴うコストが響いた格好。営業利益(EBITDAベース)は290万ユーロで、前年同期の2,400万ユーロから大きく落ち込んだ。
売上高は6%減の15億5,000万ユーロに後退した。輸送量は5.5%増の140万TEU(20フィートコンテナ換算)に拡大したものの、1TEU当たりの料金が8%減の1,422ドルに低下したことが響いた。