欧州経済の中心地ドイツに特化した
最新の経済・産業ニュース・企業情報をお届け!

2014/5/28

総合 - ドイツ経済ニュース

輸出予測引き下げ、ユーロ高などで=独商工会議所

この記事の要約

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は27日、今年の輸出成長率を年初予測の4.5%から4.0%に下方修正した。ユーロ高とウクライナ危機が響くためとしている。輸入成長率については年初の5.5%から6.0%に引き上げた。国内総 […]

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は27日、今年の輸出成長率を年初予測の4.5%から4.0%に下方修正した。ユーロ高とウクライナ危機が響くためとしている。輸入成長率については年初の5.5%から6.0%に引き上げた。国内総生産(GDP)成長率については実質2%に据え置いている。

今年は内需主導で景気が拡大する見通し。特に企業投資が活発で、DIHKは総固定資本形成の伸び率を従来予測の4.1%から5.5%に上方修正。建設投資は同3.5%から5.5%に引き上げた。

DIHKは年に3回(年初、初夏、秋)、会員企業を対象に大規模な景気アンケート調査を実施し、その結果を踏まえて経済予測を発表する。今回は初夏の調査で、2万4000社強から回答を得た。(下のグラフ参照)