給食サービス・ケータリング大手Apetito(ノルトライン・ヴェストファーレン州北部ライネ)が20日発表した学校・病院・老人福祉施設の人気定食メニューランキングで、「カレーソーセージとウエスタン風フライドポテト」が社員食堂部門のトップに輝いた。同メニューは17年連続で1位を維持しており、社食人気メニューとして不動の地位を獲得している。保育園・学校部門のトップは「鶏肉のフリカッセ、グリーンピースとライス添え」、老人福祉施設では「牛肉巻きのソース煮込み、塩ゆでジャガイモ、紫キャベツとリンゴの煮込み」だった。
Apetitoは同社が給食サービスを提供している企業や保育所、学校、老人福祉施設の食堂利用者約10万人が食べたメニューを分析した。
1位となったメニューは各部門とも前年と変動がなかったものの、2位以下では入れ替わりがあった。社食メニューでは「タラのフライ・ハーブホワイトソースがけとジャガイモのパセリまぶし」が4位から2位に、「アヴィニヨン風タラのグリル焼き、ラタトゥイユ、ジャガイモのハーブまぶし」が6位から4位にランクアップしたほか、「ミートソースのラザニア」「鶏ムネ肉と野菜のクリーム煮、コロッケとミックスベジタブル添え」など4メニューが新たにトップテンにランクインした。一方、「石窯ピザ・スペシアーレ」「チキンナゲットとポテト」「こってりイェーガーシュニッツェルとジャガイモの油いため」など4メニューが選外となっており、比較的低カロリーのメニューがトレンドになっていることが分かる。