ドイツ株価指数(DAX)は5日14時半過ぎに1万13.69を付け、初めて1万の大台に乗った。低インフレを受けて欧州中央銀行(ECB)が金融緩和の拡大方針を打ち出したことが追い風となった格好。ECBは政策金利を0.1ポイント引き下げ過去最低の0.15%としたほか、中銀に市中銀行が預け入れる余剰資金にマイナス金利を適用する方針を発表した。
DAXは9日には終値でも初めて1万を超えた。
DAXは1988年7月1日のスタート。87年12月末の終値を起点の1,000としており、約26年で10倍の1万に達した。