独建材業界団体BBSは6月25日、業界生産高が今年は3%以上増加し、3年ぶりに好転するとの予測を示した。公共建設投資が5%増、住宅投資が4%増、商工業施設向け投資が2%増となり、建材需要が押し上げられるとみている。BBSは加盟企業が6,000社。建材業界の年間売上高は約310億ユーロに上る。
一方、連邦統計局が同日発表した独建設業界の1~4月の売上高は前年同期比20.1%増の52億1,300万ユーロに拡大した。好景気のほか、暖冬で第1四半期(1~3月)の需要が急増したことが大きい。4月の売上成長率は9.0%だった。建設業界団体は2014年通期で4.5%の売上成長を見込んでいる。