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2014/7/23

総合 - ドイツ経済ニュース

協定賃金が実質2%増加見通し、15年来最大の上げ幅に

この記事の要約

労組系の経済社会科学研究所(WSI)は16日、2014年の協定賃金がインフレ率を加味した実質ベースで前年を平均2%上回り、15年来で最大の上げ幅になるとの見通しを示した。これまでに締結された協定の賃金上昇率が年率換算で3 […]

労組系の経済社会科学研究所(WSI)は16日、2014年の協定賃金がインフレ率を加味した実質ベースで前年を平均2%上回り、15年来で最大の上げ幅になるとの見通しを示した。これまでに締結された協定の賃金上昇率が年率換算で3.1%(名目)に達する一方で、インフレ率が今年は1%強の低水準にとどまるとみられるため。独連邦銀行(中銀)の予測では協定賃金の上げ幅は来年も2.9%と高い見通しで、個人消費は今後も堅調に推移しそうだ。ドイツでは被用者の約60%が労使協定に基づく賃金・給与の支給を受けている。