高級車大手の独BMWグループ(ミュンヘン)が5日発表した2014年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT)は前年同期比26.0%増の26億300万ユーロと大きく拡大した。中国、米国市場で利幅の大きい高馬力車、特別仕様車の販売が伸びたことが大きく、最終利益も27.2%増の17億7,100万ユーロを記録した。売上高は1.8%増の199億500万ユーロ。ユーロ高で伸び率が押し下げられた。
主力の自動車部門の売上高営業利益率(EBITベース)は前年同期の9.6%から11.7%に上昇。競合アウディ(同9.9%)、ダイムラーの乗用車部門(7.9%)を上回った。