ドイツ連邦統計局が25日発表した2014年6月の建設業受注指数(物価調整値)は前年同月比11.9%減と大きく落ち込んだ。比較対象の13年6月は受注水準が極めて高く、その反動が出た格好。14年上半期(1~6月)は前年同期を1.5%上回った。
6月の建設業売上高は前年同月比1.1%減の56億3,400万ユーロと振るわなかったものの、上半期全体では前年同期比12.6%増の277億4,300万ユーロへと大きく拡大した。取引信用保険大手ユーラーヘルメスによると、独建設業界売上高は今年3.5%、来年5%強、増加する見通しだ。