総合医療大手フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホームブルク)は13日、米子会社サウンド・フィジシャンズを通して同国の病院チェーン、コージェント・ヘルスケアを買収すると発表した。同地で医療サービス事業を強化する方針に沿った措置。取引金額は公表しないことで合意した。買収手続きは独禁当局の審査を経て年末に終了する見通しという。
コージェントは80以上の病院を運営し、ホスピタリストと集中治療の専門医を計650人強、雇用している。来年は売上高が2億5,000万ドルを超える見通し。同社の買収により、サウンド・フィジシャンズの病院数と医師数はそれぞれ180カ所強、2,250人強に拡大する。