ドイツ連邦統計局が4月30日発表した2015年1-3月期(第1四半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同期比3.6%増(暫定値)と大きく拡大した。雇用の安定や石油価格の下落が個人消費を押し上げており、非食料品店は4.4%の伸びを記録。通販は7.2%増えて全体を強く押し上げた。家具・家電・DIY用品店も4.2%増と堅調だった。食料品店は2.5%増だった。
3月の小売売上は前年同月比で実質3.5%増加し、4カ月連続で拡大した。昨年12月以降の増加幅は12月が5.3%、1月が4.0%、2月が3.3%と大きい。