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2015/5/13

企業情報

シンジェンタ―モンサントの買収提案を拒否―

この記事の要約

スイスの農業科学大手シンジェンタ(バーゼル)は8日、米競合モンサントから買収提案を受け取ったと発表した。買収提示額は1株当たり449スイスフラン。前日終値を35%以上、上回るものの、シンジェンタの取締役会は同社を過小評価 […]

スイスの農業科学大手シンジェンタ(バーゼル)は8日、米競合モンサントから買収提案を受け取ったと発表した。買収提示額は1株当たり449スイスフラン。前日終値を35%以上、上回るものの、シンジェンタの取締役会は同社を過小評価しているなどとして拒否することを決定した。

モンサントは現金と株式を組み合わせてシンジェンタを買収する考えで、買収額に占める現金の割合は約45%に上る。シンジェンタの価値については415億フラン(約450億ドル)と評価している。

シンジェンタは声明で、同社の株価は現在、為替などの影響で一時的に低迷しているものの、2ケタ台の成長が続く新興市場での事業が売り上げの50%以上を占め、画期的な農薬の開発も進めていると指摘。モンサントの買収提案にはシンジェンタの高い将来性が反映されていないとの立場を示した。また、モンサントの買収計画は独禁法上のリスクなどを過小評価していると批判した。

モンサントがシンジェンタの買収を狙っているとの観測は4月末に浮上していた。買収が実現すると売上高310億ドルの巨大企業が誕生する。