2011年設立のソフトウエア開発会社Eyeo(ケルン)は20日、インターネット広告の排除機能を持つブラウザ(ネット閲覧用のソフト)「アドブロック・ブラウザ」を市場投入すると発表した。同社はすでに、ブラウザに広告排除機能を組み込むソフト「アドブロック・プラス」を投入しており、これを発展させた格好だ。
まずはアンドロイドOS搭載スマートフォン向けのブラウザを投入する。同ブラウザは現在、不具合修正などを行うテストの最中で、ユーザーは自由に参加できる。市場投入の時期は明らかにしていない。
同社は広告排除の意義を◇ネット広告の表示に伴う電力の浪費がなくなる◇ネットサーフィンのスピードが高まる◇詐欺広告からユーザーを守る――と説明している。