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2015/6/3

企業情報

バイエル・クロップサイエンス―印種子メーカーを買収―

この記事の要約

製薬・化学大手の独バイエルは1日、農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)がインドの種子メーカー、シードワークス・インディアを買収すると発表した。同国では人口増に伴い食品需要の拡大が続く見通 […]

製薬・化学大手の独バイエルは1日、農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)がインドの種子メーカー、シードワークス・インディアを買収すると発表した。同国では人口増に伴い食品需要の拡大が続く見通しのため、今回の買収により現地で販売する種子の種類を拡大。農家の多様なニーズを掘り起こしていく。取引金額は公表しないことで合意した。買収手続きは7月に終了する見通し。

シードワークス・インディアは1998年の設立で、トマト、唐辛子、オクラ、カボチャのハイブリッド種子を専門に手がけている。従業員数は180人(正社員)で、直近の売上高は1,200万ユーロ(10億3,500万ルピー)だった。