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2015/6/10

総合 - ドイツ経済ニュース

製造業受注2カ月連続増加、4月+1.4%に

この記事の要約

ドイツ連邦経済省が連邦統計局のデータをもとに5日発表した2015年4月の製造業受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で1.4%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。ロイター通信がエコノミストを対象に実施した事 […]

ドイツ連邦経済省が連邦統計局のデータをもとに5日発表した2015年4月の製造業受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で1.4%増(暫定値)となり、2カ月連続で拡大した。ロイター通信がエコノミストを対象に実施した事前予測アンケートでは回答平均が0.5%となっており、製造業の景気は市場の予想よりも良好なようだ。大型受注の規模は平均をやや下回る水準で、数値の押し上げ要因となっていない。統計局は今回、3月の数値を当初の0.9%増から1.1%増に上方修正した。

ユーロ圏(ドイツを除く)からの受注が6.8%増と好調で、全体が強く押し上げられた。同地からの受注の改善は2カ月連続で、経済省は「ユーロ圏の景気拡大によりドイツ経済は今後、勢いを増す」との見方を示した。ユーロ圏外の受注も4.7%増と大きく伸び、4カ月ぶりに好転した。国内は3.8%減。前月が4.3%増と大幅に伸びたことから反動が出た格好だ。

伸び率が最も大きかった部門は消費財で、4.5%に上った。ユーロ圏とユーロ圏外それぞれ6.6%、6.8%増加。国内も1.4%伸びた。

投資財は2.3%増加した。ユーロ圏は8.2%増で、2カ月連続で大きく拡大。ユーロ圏外もこれまでの反動で7.6%の伸びを記録した。国内は前月の5.8%増から6.1%減へと悪化した。

中間財は0.9%落ち込んだ。ユーロ圏は4.7%増となったものの、ユーロ圏外と国内がそれぞれ3.5%減、2.1%減となり足を強く引っ張った。

4月の製造業受注は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で第1四半期(1~3月)の水準を1.7%上回った。