米ネット通販大手アマゾンの独法人は11日、首都ベルリンに開発拠点「アマゾン・オフィシズ・ベルリン」を開設した。同市は20時間の1社のスピードでスタートアップ企業が開業するIT産業のメッカであるため、白羽の矢を立てた。ソフト開発者やシステムエンジニア、ウェブ開発者などを年内に180人採用。将来的には450人体制に拡大する。
同拠点ではクラウドコンピューティング、ビッグデータ、機械が自ら学習し能力を高めていく機械学習などに重点的に取り組む。
同社はまた、アマゾンに出店する事業者やソフト開発者、科学者がアイデアなどを交換するプラットホーム「アマゾン・アカデミー」も立ち上げた。