化学大手の独BASFがガソリンなどの化石燃料を動力源とする社用車100台を電気自動車(EV)へと切り替える。2011年から行ってきたEVのテスト利用で良好な結果が得られたためで、年内にも切り替えを実施。これに伴いエネルギー大手のRWEはBASFのルートヴィヒスハーフェン本社に充電器100台を設置する。EV1台につき充電器1台をあてがう計算で、充電できずにEVを利用できないという事態を回避できる。RWEが15日付プレスリリースで明らかにした。
BASFは11年、EVのテスト利用を開始した。ルートヴィヒスハーフェンにEV38台、その他のドイツ拠点10カ所とベルギーのアントワープ拠点に計16台を配置している。4年間のテストでは業務利用で航続距離などに問題がないことが明らかになったという。