自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は7月30日、社内と社外向けのサービス事業を来年1月1日付で新部門ボッシュ・グローバル・サービス・ソリューションズ(SO)に統合すると発表した。急速な市場の変化と「モノのインターネット」によって加速する技術の転換を踏まえて、サービスを拡充していく。独フランクフルトにSOの統括拠点を設置する。
社内サービスに関しては管理、販売などすべての部門に共通する業務の効率を引き上げていく考え。社外サービスは交通、建造物、カスタマーコミュニケーション、カスタマーサポートに焦点を合わせ、自動車メーカー向けの事故自動通報サービス(Eコール)やトラック積荷監視サービス、クラウドベースのビル監視サービス、ソーシャルネットワーク(SNS)モニタリング・解析サービスを提供していく。