独連邦ネットワーク庁は20日、最終消費者1軒当たりの停電時間が昨年は前年の15.32分から12.28分に減少し、2006年の調査開始後の最低を記録したと発表した。悪天候に伴う停電が減少したことが大きい。ドイツは発電量が天候に大きく左右される再生可能エネルギー電力の増加に伴い停電が起きやすくなっているものの、同庁によると、これまでのところそうした事態は回避されているという。
ネットワーク庁は国内の電力事業者に3分以上の停電の報告を義務づけている。昨年はこれに該当する停電の件数が17万3,825件で、前年の17万9,139件を3.1%下回った。