貝印は11日、スキンケア製品大手の独バイヤスドルフと事業提携合意したと発表した。バイヤスドルフの主要ブランド「ニベア」向けに同ブランド初の女性用ディスポレザー(使い捨てカミソリ)を供給する。同製品は10月からドイツで販売される。貝印は今回の提携をテコに欧州でのカミソリ事業を拡大していく。
バイヤスドルフは貝印の「360°ヘッド」技術を採用したディスポレザー「ニベア・プロテクト&シェイブ・レザー」を6.99ユーロで発売する。同製品は腕や脚のほか、ワキやデリケートゾーンなど女性の肌のあらゆる凹凸にフィットするインテリジェントフィッティングシステムを採用。そり残しなく、肌に負担の少ない滑らかなそり心地を実現している。
バイヤスドルフは貝印の技術に着目して今回の提携に踏み切った。すでにオーストリアでテスト販売を実施している。