ソーラーインバーター大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は29日、2015年12月期の業績予測を引き上げた。新製品の販売好調など事業が良好に推移しているため、7月に続き2度目の上方修正を行った。
年初時点では売上高が前期の8億540万ユーロから7億3,000万~7億7,000万ユーロに減少すると予想していた。同社は7月、これを8億~8億5,000万ユーロに上方修正。今回さらに8億5,000万~9億ユーロへと引き上げた。2010年以来の増収を見込む。
営業損益(EBITベース)も年初は3,000万~6,000万ユーロの赤字を予想していたが、7月に2,500万の赤字~収支トントンへと上方修正。今回さらに収支トントン~1,000万ユーロの黒字へと引き上げた。