フランクフルト国際モーターショー(IAA)が27日、終了した。主催者・独自動車工業会(VDA)によると、開催期間中の訪問者数は2年前の前回を約6%(5万人強)上回る93万1,700人に拡大。8年来の高水準に達した。
訪問者の平均年齢は前回の37歳から34歳へと低下した。自動車のネット化・デジタル化が主要テーマとなったことから、若年層の来場が増えたもようだ。若年層の自動車保有欲は低下傾向にあるものの、自動車への関心自体は必ずしも衰えておらず、メーカーはスマートフォンを必需品とする若い世代のニーズに見合った製品・サービスの提供を求められている。
今回のIAAには世界39カ国から1,103社が出展。世界初公開は219件で、前回を60件上回った。次回は2017年9月14~24日に実施される。