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2015/10/7

経済産業情報

シェフラーとコベストロがIPOの規模縮小

この記事の要約

ベアリング大手の独シェフラーは5日、新規株式公開(IPO)の規模が最大13億9,000万ユーロになるとの見通しを明らかにした。メディア報道では当初25億~30億ユーロを予定していたが、取引先である自動車大手フォルクスワー […]

ベアリング大手の独シェフラーは5日、新規株式公開(IPO)の規模が最大13億9,000万ユーロになるとの見通しを明らかにした。メディア報道では当初25億~30億ユーロを予定していたが、取引先である自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正発覚などを受けて市場環境が悪化していることから、規模を縮小。IPOの実施日も5日から9日へと延期した。

新株6,600万株とオーナー一族が保有する発行済み株式900万株を公開する。発行価格の決定に向けて引受証券会社があらかじめ提示する価格帯(仮条件)は12~14ユーロで、同価格帯の上限値である14ユーロが発行価格となった場合、公開益は10億5,000万ユーロに上る。オーナー一族は状況に応じてさらに最大2,440万株を追加放出することから、IPOの規模は最高で13億9,000万ユーロに拡大する。

バイエルから分離した化学子会社コベストロも2日、IPOの規模を当初計画の25億ユーロから15億ユーロに縮小した。投資家の需要が予想を下回ったためで、仮条件は当初の26.50~35.50ユーロから 21.50~24.50へと変更。発行価格は24ユーロとなり、市場デビューの日も当初予定の2日から6日へと延期された。初値は26ユーロで、発行価格を上回っている。