製造業の輸出見通しが改善しているもようだ。Ifo経済研究所が11月25日発表した同月の独製造業輸出期待指数は7.5となり、前月の5.9から1.6ポイント上昇。4月から続く低下傾向に歯止めがかかった。
Ifoは企業景況感調査の一環として製造業2,700社に対し今後3カ月間の輸出の見通しを「増加する」「変わらない」「減少する」の三択で質問。「増加する」との回答の割合から「減少する」を引いたうえで数値を算出している(季節要因も加味)。
同数値が特に高かった業界は自動車、化学で、機械も良好だった。電機と製薬は振るわなかった。