ドイツ機械産業工業連盟(VDMA)は8日、独産業用画像処理業界の売上高が今年は前年の19億ユーロから10%拡大し20億ユーロを超えるとの見通しを明らかにした。これまでに引き続き欧州、北米、アジア向けの輸出が全体をけん引するとみている。来年も8%の高い伸びを見込む。
昨年の業界売上成長率は16%だった。輸出が19%増加。売上に占める割合は前年の57%から59%へと高まった。欧州向けが特に好調で、23%の伸びを記録した。中国向けは10%増で、伸び率は2009年以来の低水準となった。国内売上は12%増だった。