ハノーバーメッセ直行の臨時便をDBが増発

ドイツ鉄道(DB)は7日、世界最大の産業見本市であるハノーバーメッセの開催期間中(25~29日)に臨時列車を増発すると発表した。DBは同期間をまたぐ形でドイツ北部のハノーバーとカッセルを結ぶ幹線区間を工事閉鎖する予定。同計画を3月末に発表したところ批判が殺到したことから、臨時便の増発を決定した。同見本市への影響を可能な限り軽減する考えだ。

臨時列車はフランクフルト国際空港駅と見本市会場のハノーバーメッセ/ラーツェン駅を結ぶ区間で1日当たり片道2便、往復4便を運航する。同空港駅(往路)の出発時間は6時と8時、ハノーバーメッセ/ラーツェン駅(復路)の出発時間は15時30分と17時30分。同区間ではこれとは別に、通常便が2時間間隔で運行される。また、フランクフルト中央駅~ハノーバーメッセ/ラーツェン駅の区間でも通常便が1時間間隔で運行される。

ハノーバー~カッセル区間の閉鎖により、通常便の運航時間は最大60分、長くなる。臨時便の運行時間は約3時間で、通常便より20~30分短い。

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