連邦統計局は24日、2016年第1四半期(1~3月)国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は速報値と同じ0.7%で、消費支出は0.4%、総資本形成は2.3%の幅でそれぞれ増加。内需は0.8%拡大し経済成長をけん引した。
輸出は1.0%増加したものの、輸入が1.4%増とより大きく伸びたため、GDP成長率(0.7%)に対する外需の寄与度はマイナス0.1ポイントとなった。内需の寄与度はプラス0.8ポイントだった。
建設投資は住宅需要の拡大を背景に2.3%増となり、前期に引き続き高い伸びを記録した。設備投資も1.9%増となり、前期の1.0%増から加速した。