独建設業界の労使は18日、新たな労使協定を取り決めた。賃金を西部地区とベルリンで計4.6%、東部地区で同5.3%引き上げるという内容。自治体と金属業界でも先ごろ大幅ベア合意が成立するなど、ドイツでは雇用の安定を背景に賃金の上昇が続いている。
建設業界の賃金は2段階に分けて引き上げられる。まずは5月1日にさかのぼって西部とベルリンで2.4%、東部で2.9%アップ。来年5月1日にはさらにそれぞれ2.2%、2.4%上乗せされる。新協定の有効期間は今年5月1日から2018年2月末の22カ月となっている。