ブリヂストン―独で合弁、交換タイヤ販売強化へ―

ブリヂストンは1日、欧州事業統括会社ブリヂストン・ヨーロッパの独子会社ブリヂストン・ドイツ(BSDL)が同国の自動車部品販売・サービス会社プノイハーゲ・マネジメント(PNH)と合弁事業を開始することで合意したと発表した。欧州の小売網強化戦略の一環。欧州連合(EU)欧州委員会の許可取得などを経て両社の事業を合弁化する。

PNH傘下のプノイハーゲ・パートナーズ・グループ(PPG)にBSDLのドイツ小売事業を統合。ブリヂストンは欧州の主要市場であるドイツで交換用タイヤ小売事業を強化する。PPGの出資比率はBSDLが25%、PNHが75%となる。

PNHはタイヤ含む自動車部品の販売と自動車関連サービスを展開している。本社所在地は西南ドイツのカールスルーエ。昨年は4億1,600万ユーロを売り上げた。

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