ドイツ連邦雇用庁(BA)が8月31日発表した同月の失業者数は268万4,000人となり、前月比で2万3,000人増加した。夏季はバカンスなどの影響で失業者数が増加しやすいという事情があり、季節要因を加味した実質ではこれまでに引き続き7,000人減少した。名目の失業率は6.1%で、前月を0.1%上回った。
国際労働機関(ILO)基準の7月の失業者数は185万人で、失業率は4.3%だった。
8月の求人件数は68万5,000件で、前年同月を8万9,000件上回り、季節要因を加味した前月比でも7,000件増加した。求人指数BA-Xは2ポイント上昇し219となった。