フォイト

機械大手の独フォイトは11日、産業ロボット大手クーカの株式25.1%を中国の家電大手・美的集団に売却し、約12億ユーロを獲得したと発表した。売却益を内部成長や他社の買収のほか、金利の高い社債6ユーロの早期償還に投入。財務を強化する。美的集団は昨年、クーカに対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、同株およそ95%を確保。昨年末までに買収に必要な当局の承認をすべて獲得した。

上部へスクロール