ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の3月の新規受注高は前年同月を実質10%下回り、4カ月連続で落ち込んだ。国内受注が15%、国外が同8%の幅で低下。国外はユーロ圏外が9%減、ユーロ圏が3%減だった。VDMAのエコノミストは「輸出型の独製造業はグローバルレベルの先行き懸念の影響を免れることができない」と述べた。
特殊要因による統計上のブレが少ない3カ月単位の比較をみても、1~3月の新規受注高は前年同期比で実質10%減少した。国内が7%、国外が11%減少。国外の内訳はユーロ圏が14%減、ユーロ圏外が10%減だった。