ドイツの輸出総額に占めるユーロ建ての割合は昨年57.6%となり、前年の58.9%から1.3ポイント縮小したことが、連邦統計局の発表で分かった。2012年には同割合が64.6%に上っており、6年間の減少幅は7ポイントに達する。ドル建ては12年の25.6%から27.7%へと2.1ポイント増加。その他の通貨建ては9.8%から14.7%へと4.9ポイント伸びた。
昨年の輸入総額に占めるユーロ建ての割合は47.5%で、前年を0.1ポイント上回った。ただ、直近のピークである15年(52.0%)に比べると4.5ポイント低い。ドル建ては15年の41.7%が直近のボトムでその後は上昇。昨年は前年を0.2ポイント上回る45.6%となった。その他の通貨は6.9%で、前年を0.3ポイント割り込んだ。減少は5年ぶり。