ドイツ連邦統計局が13日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比0.9%減となり、2カ月ぶりに下落した。最大の押し下げ要因は石油製品で、下げ幅は2.9%に上った。スクラップ・リサイクル材料(-24.4%)、穀物粉・葉たばこ・種子・飼料(-8.6%)、コンピューター・周辺機器・ソフトウエア(-6.9%)は下落幅が大きかった。
家畜・ペット(+25.3%)、食肉・肉製品(+8.7%)はこれまでに引き続き大きく上昇した。
卸売物価指数は前月比では0.9%減となり、2018年12月以来1年2カ月ぶりの大幅下落を記録した。石油製品が6.9%低下して全体が強く押し下げられた格好だ。