フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は4日、採用基準が最も厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業30社を対象とする株価指数DAXでは同指数創設来の採用銘柄である航空大手ルフトハンザが22日付でワンランク下のMDAXへと転落。代わりに不動産大手のドイチェ・ヴォーネンが採用される。
ルフトハンザは新型コロナ危機の直撃を受けて株価が急落し時価総額が大幅に低下したことから、降格となった。
MDAXでは広告大手のシュトレーアーがSDAXから昇格。金融大手のドイチェ・プファンンドブリーフはSDAXに降格となる。
SDAXには工業用紫外線(UV)技術のドクター・ヘンレとソフト大手のアトスが新たに採用される。半導体大手のエルモス・セミコンダクターと金融サービスのMLPは除外される。