ルフトハンザ―機材の半数を投入へ、ミュンヘン~日本便再開―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は6月29日、グループが投入する機材の数を7月以降、大幅に増やしていく計画を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国規制を緩和する国が増加しフライト需要が回復し始めているためで、保有機材の半数に当たる380機強を10月末までに投入する。

10月末までに短・中距離路線の90%以上、長距離路線の70%以上で運行を行うようにする。これに伴い現在、停止しているミュンヘン~羽田/大阪便の運航を10月までに再開する意向だ。

同社は新型コロナの流行を受けて1月に中国便を全面停止した。感染が世界的に拡大した3月にはグループの運行便数を95%削減し、5月時点では保有する763機のうち60機しか使用していなかった。6月に入って運行路線を拡大。現在は180機を運航している。

上部へスクロール