ルフトハンザ―管理部門などで人員削減―

新型コロナ危機で経営が悪化した独航空大手ルフトハンザ(フランクフルト)は7日、新たなコスト削減策を発表した。国から受ける巨額支援を早期に返済するためにはコストを一段と圧縮する必要があるためと説明している。

同社は4月初旬、コスト削減に向けてグループの機材を100機、減らす計画を打ち出した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて激減した需要が今後数年は回復しないと見込まれるためだ。この措置に伴い格安航空(LCC)子会社ジャーマンウイングスを廃止した。

今回発表したのはコスト削減の第二弾で、管理部門の従業員数を1,000人、整理するほか、管理職を20%減らす。また、ルフトハンザ・カーゴなど子会社の取締役会を縮小する。新たな機材の購入額は半減する。

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