自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は20日、2020年4-6月期(第2四半期)の売上高営業利益率(調整済みのEBITベース)がマイナス9.6%(暫定値)となったことを明らかにした。新型コロナ危機の直撃を受けた格好。売上高をもとに計算するとEBIT(同)は6億3,600万ユーロの赤字で、前年同期の黒字(8億6,800万ユーロ)から大幅に悪化した。
売上高は66億2,000万ユーロ。事業の買収・売却と為替の影響を除いた実質ベースで前年同期を39.8%割り込んだ。
3部門すべてで実質売上高が減少した。減少幅は30~40%台に上る。売上高営業利益率は車台や自動運転、内装を手がけるオートモティブがマイナス18.1%、タイヤとゴム製品を手がけるラバーズがプラス1.2%、パワートレインがマイナス16.3%だった。