独自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)は21日、ハンガリーのケチケメート工場でプラグインハイブリッド(PHV)仕様の「CLA 205e」2モデルの生産を開始した。年内に「Aクラス」を加え、ハンガリーで展開するモデルのPHV仕様車をすべてケチケメートから出荷できる態勢を整える。
今回、ケチケメートで量産がスタートしたのは「CLA 205e」のクーペとシューティングブレークだ。これにより同工場の手がけるモデルは6種に増える。
ケチケメート工場は来月第1週から3シフト制に移行し、生産を拡大する。ただし、同月17~23日は定期保守作業のため休業する。
同工場の従業員は約4,400人。昨年は3モデルが新たに加わり、19万台を生産した。