ルフトハンザ―パイロットの削減数を2倍に―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は新型コロナ危機に伴うパイロットの削減規模を従来見通しの約2倍に拡大する意向だ。週刊誌『シュピーゲル』が報じ、同社が追認した。

ルフトハンザはパイロットの削減数について6月時点で約600人との見通しを示していた。だが、航空需要回復のスピードが従来の予想を大幅に下回る公算が高まったことから、最低でも1,100人を整理する方針へと転換した。

人員削減は早期退職やパートタイム勤務の活用を活用して進める意向だが、場合によっては整理解雇を排除しないとしている。すでに従業員代表との間で協議を開始した。

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