住宅価格の高騰止まらず、第2四半期は6.6%上昇

ドイツ連邦統計局は25日、国内の住宅価格が4-6月期(第2四半期)は前年同期比で6%上昇したことを明らかにした。前期比でも2.0%高くなっており、新型コロナウイルス感染症の流行は住宅市場に大きな影響をもたらしていないもようだ。価格は都市部と地方部でともに上昇している。

7大都市(ベルリン、ハンブルク、ミュンヒェン、ケルン、フランクフルト、シュツットガルト、デュッセルドルフ)では一世帯・二世帯住宅が前年同期比で6.5%、三世帯以上の集合住宅が同6.1%上昇した。上げ幅は従来に比べて鈍化しているものの、依然として大きい。

7大都市を除く人口10万人以上の大都市では一世帯・二世帯住宅が7.3%、集合住宅が8.2%上昇。人口密度が高い郡でも上げ幅はそれぞれ8.9%、5.9%に上った。人口密度が低い郡は一世帯・二世帯住宅が4.8%、集合住宅が6.6%の幅で上昇している。

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