ドイツ機械工業連盟(VDMA)は8日、独業界の生産高が来年は実質2%増加し、3年ぶりに拡大するとの見通しを発表した。新型コロナ危機から緩やかながら回復する。今年については17%減少するとしたこれまでの予測を据え置いた。
VDMAはまた、会員企業の3分の2が、コロナ危機前の19年水準に売り上げが回復する時期を2021年ないし22年と予想していることを指摘。業界就労者数の減少は避けられないとの見方を示した。加盟企業のおよそ75%が5~15%の人員整理を計画している。業界従事者数は7月時点で102万7,000人だった。