トイレットペーパーの買いだめ一服

新型コロナウイルス感染の第2波が到来したことを受けて活発化していたトイレットペーパー買いだめの動きが一服したもようだ。連邦統計局によると、今年第46週(11月9~14日)の販売量はコロナ禍の影響が出る前の19年8月~20年1月(6カ月)の平均に比べ13%減少した。

新規感染者の急増を受けてトイレットペーパーの販売量は第42週(10月12~17日)に同90%増加した。増加幅は翌43週(19~24日)に139%に達したが、その後は縮小。第46週になって縮小へと転じた。

トイレットペーパー以外ではパスタ類の増加幅が第43週に110%を記録したが、こちらも第46週に17%減少した。消毒液と酵母は増加幅が高い水準で推移している。

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